2回目のボランティアに行きました。前回行かせていただいた根上みらいクリニックに加えて能登町ふれあい公社のブルーベリー摘み取りのボランティアもさせていただくことができました。また、奥能登におられるボランティアの方に能登町の公民館に連れて行っていただき、地域の方とのカフェの集りにも参加することができ、そこで災害時女性支援ボランティアで袋詰めのお手伝いをした一人一人への巾着袋にはいった支援物資をお渡しすることもできました。道路がまだまだ修復されず、不便で不安な生活が続く中、皆さん明るく過ごしておられる様子を見て当たり前の有難さを思い知りました。そして、自分の日常の姿に申し訳なさも感じました。話しは戻りますが、ブルーベリーは6月から8月が収穫時期で1つ1つ粒の状態を見ながら収穫していかなければならないとても根気のいる手作業です。畑を置いて遠方へ避難された方もおられ人手も足りていない中、地域派遣のシルバーさんに交じって収穫のお手伝いをさせていただきました。北陸とはいえ7月気温も高くなってきて大変な中、慣れない私を明るく受け入れ収穫の仕方を教えてくださりながら元気に作業されていた姿に本当に頭が下がりました。私が1番疲れてぐったりしてたのではと思います。発見その9:「能登の方は、明るく優しく体力がある」。いろいろと会話をする中で「うちは全壊で2か月間毎日泣いて過ごしてたけど、そんなことばかり言ってられんから」とお話して下さった方がいらっしゃり、どうしようもないこと、やっていくしかないこと、乗り越えていかなければいけないことが目の前にあり切り替えていかなければいけない現実、私の無力さ、私にできる事はないのかと考え続けています。前回に比べると、道路事情やお店の開き状況など少しずつだけど復興へ進んでいる能登の力を感じることができた10日間でした。