BeeMamaMarsheで大型絵本を読ませていただきました。昨年まで長い間保育士をしていた私にとってその時間はとてもうれしく楽しいひと時でした。絵本を読むという中には、一人で読む(みる)、1対1で一人が読んで一人が聞く(みる)、二人もしくは複数人で一緒に同じものをみる、一人が数人の前で読むなど、いろいろな読み方・見方があります。一般的に誰かに絵本を読み聞いてもらうことを読み聞かせと言っていますが、「読み聞かせ」という言い方に少し抵抗を感じていらっしゃる方もおられ、私もどちらかと言えばそうかもしれません。でも他に良い言い方がみつからず、読み聞かせという言葉があまりにも定着しているので、その呼び方にはこだわらずにその根本にある良さ・効果・利点がわかっていればと思います。それでもしつこく考えると私は「読み聞かせ」という言葉の中の「聞かせ」の部分に少し抵抗があり、絵本は読んで聞かせるのではなく、読んでみて聞いてもらうもしくは一緒に楽しむという風に思っているからだと感じました。最初にもお伝えしたように私自身絵本を読んでいてとても楽しくその楽しい時間を共有できる喜びが大きいのです。屁理屈かもしれませんが、「聞かせる」という言葉のニュアンスですよね。また、話はとびますが、絵本のもつ効果ははかりしれないもので、読み手側・聞き手側・両者の関係性の3方向からの効果がいろいろ考えられると思います。ここでその多くの効果をすべてお伝えすることは難しいので、まずは今回読ませていただいた私(読み手)の気持ちをお伝えし読み手側のいいことを感じとっていただければうれしいです。まずは「私のお話を聞いてくれてありがとう」です。初めて会った見ず知らずの私のお話を聞いてもらえた喜び、私の自己肯定感UP!そして、面白い楽しい場面ではみてくれていた子(保護者の方)の笑顔を見ることができた喜び、笑うことがもたらす効果はたくさんあり、これは「と、のみせ」のコンセプトでもあり、幸せホルモンUP!そして読み終わった後お互いの距離がぐんと近くなった気がしました。初対面なのに…大げさかもしれませんが信頼関係UP!です。読み手側だけでもこんなにいいことがあるなんて、本当に絵本は素敵です。子どもに絵本を読むことで自分自身にもこんなにいいことがあるのです。子育て中の保護者の皆さま、日々忙しくなかなか時間がないとは思いますが、ぜひ自分自身のためにも読み聞かせをしてほしいと思います。絵本でみんなの心が元気になりますように…